Mitsukiの魔法実験室

Mitsuki's Magic Laboratory
Since 2002.09.14

仮想プリンタで Excel ファイルを印刷すると複数ファイルに分割されてしまう

Posted at 2007/08/20 15:17 in Software

 多シートにわたる規模の Excel ファイルを作っていると、仮想プリンタ( PDF プリンタ等)でブック全体を印刷した場合に、なぜか複数ファイルに分割されてしまうことがあるけど、原因の 1 つに気づいた。どうやら、「ページ設定」の設定項目がシート間で異なるとそこで分割されてしまうケースがあるらしい。今回は「印刷品質」が原因だったけど、編集中になにかのきっかけで値がかわったり未設定になったりすると、こうなる模様。
 具体的な解決法は:

  1. シートタブを右クリック→「すべてのシートを選択」
  2. メニュー「ファイル」→「ページ設定」で開くダイアログの「ページ」タブ→「印刷品質」を標準の 600dpi に設定して「OK」
  3. 保存して印刷
  4. めでたしめでたし

 なお KB816935 によると、印刷品質以外にもいくつか項目が挙がっているので、その辺みなおしてみるといいかも。

GnuPG

Posted at 2007/07/02 12:59 in Software|Unix

 情報流出とか何とか物騒な世の中なので、そろそろファイルの暗号化を考えてみようと、とりあえずメジャーそうな GnuPG を導入(cygwin バイナリで)。


# ~/.gnupg に鍵ペアを作る
# 鍵の識別は途中で入力するメールアドレスがキーになる模様
> gpg --gen-key

# 既存ファイルを暗号化(original.ext.gpg ができる)
> gpg -r mitsuki@engawa.org -e /path/to/original.ext

# 復号化(original.ext ができる)
> gpg /path/to/original.ext.gpg

# カレントの全ファイルまとめて暗号化&平文ファイルを削除
> gpg --multifile -r mitsuki@engawa.org -e *
> find . ! -name '*.gpg' -delete
# ↑ちょっと危ないので、なんかいいコマンドないかな。

# カレントのファイルをまとめて復号化&暗号化ファイルを削除
> gpg --multifile -d *
> rm *.gpg

# 標準入力から入れたり出したり
> cat /path/to/original.in | gpg -r mitsuki@engawa.org -e | gpg -d > /path/to/original.out

 案外簡単やね。

参考:
@IT:ファイル暗号化用の公開鍵を作成するには
@IT:ファイルを暗号化/復号するには(公開鍵暗号方式編)
@IT:ファイルを暗号化/復号するには(共通鍵暗号方式編)

PalmとOutlookのデータ同期

Posted at 2005/10/18 01:26 in Software

 ちょっと考え中。

DOS時代のファイラー“FD”作者、出射厚氏逝去の報

Posted at 2005/10/09 20:57 in Software

 某#techで ./の記事 を貼られて知りました。ええええええええええええええええええええ……。

 と驚いたら逆に驚かれたけど、PC-98のDOS使いにとってのFDと出射さんといえば、UNIX使いにとってのcshとBill Joyみたいなものですから。

 わたしがPC-98に触れた頃は既に、DOS上で FD 等のファイラーを中心に環境構築するのが当たり前になっていて、FD代替のより高機能なファイラーもあったため、FDそのものを使っていた時期はそれほど長くはなかったのですが(もっぱら HF 使いでした)、いまだに SpringM のようないわゆる「FDライクなファイラー」を使っているくらいなので、操作環境という意味では10年前からほとんど変わらない概念の下にいることになるわけですね。進歩がないという見方もできますが、それだけ完成度が高かったという言い方もできるでしょう。
 偉大なソフトウェアを生み出した頭脳のご冥福をお祈りします。

Operaのカスタマイズ

Posted at 2005/09/23 01:53 in Software|Opera

 先日レジストキーの無料配布で盛り上がっていたOperaですが、案の定(?)完全に無料になってしまいましたね。背景にはgoogleも絡んだいろいろがあるようですが、それはまあさておき。

 OperaのUIは、GUIでカスタマイズするだけでなく、「%USERPROFILE%\Application Data\Opera\Opera\profile」以下のiniファイルを直接操作することで、より細かいカスタマイズが可能のなるのは有名な話。

(続きを読む)

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