某#techでたいぷちゃんが 楽しそうにしてる ので、どんなものかと 本家 とかざっくり眺めてみる。 Doom みたいなゲームや音楽・動画プレーヤーの他、 シェル のみならず エディタ(vi) もあるらしい。最後の方は実用性は微妙そうだけど……(笑)。
- ベースになっているのは uCLinux だそうなので、MMU周りの機能がサポートされていない関係で一部の機能に制限があるほかは、普通にLinuxとして使えるっぽい(mmap()は当然使えないし、メモリ保護もない。fork()も使えないけど、vfork()やexec()は使えるのでマルチタスク動作はできる)。
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開発環境は普通にgcc-arm。
C++でSTL
も(条件付きで)可。
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フレームバッファは液晶に内蔵されてる&MMUがなくメモリマップされないので、アクセス方法が(Linuxとしては)若干特殊。解像度は
機種によってバラバラ
。
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リモートコントロール端子がシリアルデバイスとしてアサインされているので、変換コネクタを自作すれば普通のシリアルポートとして使えるっぽい。
- USB/IEE1394で母艦と接続した場合、母艦からはマスストレージデバイスとして見えるので、ファイルシステムに直接アクセスできるっぽい(ただし新しい機種では微妙に制限がある模様)。
……これって、UIやメモリ保護の面を除けば、PalmOSより素性よく使えるんじゃ?(苦笑)
ちなみに、ARM自体はMMU持ってるので、その気になればメモリ保護も実装はできる。