Win3.1の頃から愛用してる秀丸エディタのVer.5のβ版が公開されたとのことで、早速職場PCに導入してみました。
新機能の縦書きとか段組は個人的にはどうでもいいんですが、変換モジュールはなかなかいい感じ。要するに選択範囲を加工するDLLなんですが、マクロだと実用にならない重さだったソート処理が、変換モジュールなら一瞬で終わってしまう。素敵すぎ。
サンプルモジュールのソースを簡単に眺めてみたところ、WCHAR*で渡ってきた入力をDLL内で加工して、結果をHGLOBAL(GlobalAlloc()のハンドル)で返せばいいらしい。
ただ、入力がポインタだけで、サイズ情報がないのがちょっと引っかかるかも。
秀丸のHWNDも渡ってくるし、なによりin-processなので、変換以外にもいろいろ怪しい遊び方とかできそう?(ぉぃ
DLLなので開発自体は少々面倒ですが、秀丸のマクロは機能はともかく動作速度はお世辞にも速いとは言い難いので、そこを補完する選択肢ができたのは素直にうれしいところ。
……と、ここまで書いたところでOperaさんが吹っ飛んで、文書消えて書き直しをする羽目にorz wikieditishプラグインはプレビューできるので便利だけど、書くならやっぱりエディタよね、うん。
秀丸といえば、HidemarnetExplorerがblosxomシステムと相性がいい、という話。
blosxomのエントリーは単なるテキストファイルなので、ftpでファイルを1個アップロードするだけで1エントリーのできあがり。一方HidemarnetExplorerは、秀丸にftpクライアントを内蔵させることで、サーバ上のファイルを直接編集してるように見せかける拡張モジュール。
両者を組み合わせると、blosxomの(サーバ上の)エントリーを秀丸で直接編集する(ように見せかける)ことができるので、秀丸で編集→保存→ブラウザでリロード→また編集……の繰り返しが簡単にできるわけです。
エントリー以外にも当然フレーバーやプラグインにも使えるし、blosxom関係以外でもCGIのデバッグなどにも重宝。
ただし万能というわけでもなく、
- 保存=アップロードなので、新規エントリ作成の場合、書きかけを見せてしまう時間が長くなりがち
- wikieditishプラグインのようにプレビューできない(あたりまえ)
- ローカル→サーバへのアップロードと併用している場合、最新ファイルがサーバになったりローカルになったり不統一になりがち