噂のx86版Macですが、今回は本当だったようです。それにしても、eが下付きになってるとか、あいかわらず芸細かすぎ。
x86版MacOS Xの存在自体は、Darwin(MacOS Xのカーネル)のx86版があるだけに(技術的には)驚くようなことはないのですが、政治的にはやっぱりどきどきモノ。今回の件で従来からのMac派のMac離れが進むのではないかという声もあるようですが、CPUが変わったくらいで捨てられるようなものだったら皆とっくの昔に捨ててるでしょうから(笑)、まず杞憂でしょうね。
むしろ、(わたしも含めて)これまで遠目で見てるしかなかったWINTEL/unix方面からの注目度は、これからどんどん上がっていくでしょう。その影響を受けすぎてMacが変わってしまうのではないか、という懸念もあるのでしょうけど……むしろその方が問題でしょう。
それにしても、かつて680x0からStrongARMへ移行したPalmのみならず、その親と言っても過言ではないMacまでも(素性は異なるとはいえ)Intelの石を積むようになるとは、なんというか、歴史の皮肉のようなものを感じます……。